デジタル時代の経理部門における業務改革・電子化対応

 

~電子化対応時のデータの保管方法、ITツールの活⽤法、移行の仕方について、具体的にわかりやすく解説!~

2023年1月24日(火)10:00~17:00  会場+オンライン受講

講師:児玉 尚彦
九州生産性本部(福岡)

本セミナーでは、デジタル化できない原因や課題を整理して、経理部内の伝票や帳簿、社内の申請書類、社外取引の請求書や領収書について、電子化の進め方を解説します。また、電子化対応時のデータの保管方法、ITツールの活用法、移行の仕方について、具体的にわかりやすく解説します。中小企業でも導入できる経理DXの進め方を多くの実例をもとに解説します。

【対象者】経理部門の管理者、担当者、情報システム部門の担当者

詳細・お申し込みはこちら↓
九州生産性本部

 

<講座内容>

1.失敗しない経理DXの進め方

 1)3段階で進める経理部⾨のデジタル化
 2)電子帳簿保存法改正でやるべき項目を整理
 3)会社規模別のデジタル対応の違い
 4)経理のデジタル化が進まない本当の理由

2.デジタル化のメリットと課題
 1)経理業務をデジタル化する3大メリット
 2)経理のインプットとアウトプットのペーパーレス化
 3)デジタル環境整備でテレワークの生産性向上
 4)デジタル化移行期の問題点と課題

3.経理部内から始めるデジタル化
 1)会計伝票と各種帳簿の電子化
 2)小口金庫と現金出納帳の廃止
 3)インターネットバンキングからの会計仕訳連動
 4)2026年の紙の手形廃止に向けた事前準備
  【事例紹介】キャッシュレス・伝票レスの改善効果

4.社内業務のデジタル化
 1)立替経費の申請はスマホからAI-OCRで処理
 2)仕入・経費の申請,承認,計上,送金をデータ連動
 3)売上の計上と売掛金の消し込みを画⾯で処理
 4)財務状態をリアルタイムに社内で共有
  【事例紹介】社内システム間の電子データの連係

5.社外取引のデジタル化
 1)対応必須!電子取引のデータ保存の義務化
 2)電子請求書/領収書のデータ保管上の留意点
 3)JIIMA認証とタイムスタンプによる履歴管理
 4)紙の書類のスキャナ保存と廃棄ルール
  【事例紹介】書類管理システムと事務処理規程

6.2023年末までにデジタル経理へ移行

 1)インボイス制度で変わる経理処理と会計システム
 2)電子インボイスの標準規格Peppolと全銀EDI
 3)システム選定のポイントとIT導入補助金の活⽤
 4)デジタル経理への移行スケジュールチャート
  【事例紹介】クラウドサービスと経理アウトソーシング

7.デジタル化後の経理の仕事

 1)経理の仕事は事務から業績管理/財務管理へ
 2)会計仕訳と書類データの相互リンクによる監査
 3)アナログとデジタルのハイブリッド経理
 4)経理人材のリスキリングとリカレント教育
  【Q&A】電帳法/インボイス制度のよくある質問