経営コラム第87回「賢い社長の経理財務の見どころ・勘どころ・ツッコミどころ」配信!

第87回 デジタルインボイスPeppolの準備を始める

「請求書はデジタルインボイスPeppolで送ってください」
得意先から請求データをデジタルで送信するように求められることが、今後増えていくことでしょう。
インボイス制度の導入にともない、デジタル庁により請求データをインボイス形式で送受信する標準仕様「Peppol(ペポルJP PINT)」が決められました。
デジタルインボイスPeppolが、日本国内の請求書の標準的なデータ形式ということになります。
インボイスに必要な情報が網羅されていて、日本のほぼすべての販売管理システムや会計システムが対応する予定です。
このPeppol形式で請求書をデータで送受信するようになれば、経理事務の効率が大幅に改善されることが期待されています。
そこで今回は、デジタルインボイスPeppolの利用について、説明します。

デジタルインボイスPeppolについてどの程度知っていますか?

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■デジタルインボイスPeppolは売り手と買い手の双方の対応が必要

販売システムや会計システムのベンダーがデジタルインボイスPeppolのサービス提供を開始
請求書を発行する側と受け取る側の双方のシステムがPeppolに対応していなければ、送受信できない
得意先から請求書をPeppolで送信するように依頼されたときに対応できるように準備しておく

■Peppolサービスの利用は簡単

会社でデジタルインボイスPeppolを利用するために、難しい技術やシステム設定などは必要ない
請求書の発行画面で「印刷」や「PDF出力」の他に「デジタルインボイスPeppol送信」の選択肢が追加
事前準備としては、取引先のPeppol IDを確認しシステムに設定する

■デジタルインボイスPeppolは経理事務に最適
請求データをデジタルインボイスPeppolで発行すれば、即座に関連するシステムへデータが連動できる
インボイス登録番号や税率、消費税額等の設定やチェックもシステムで機械的に処理することができる
インボイス制度と電帳法に適応しているPeppolは経理事務を効率よく処理する最適な請求書のスタイル

営業部門と経理部門が相談して、自社の事務処理に適したPeppol対応システムやクラウドサービスを選択する

請求書の発行だけでなく、売上の計上や入金消し込みまで考えてPeppolの利用による業務改善をはかる