経営コラム第69回「賢い社長の経理財務の見どころ・勘どころ・ツッコミどころ」配信!

第69回 経理分野でのAI活用法

最近ChatGPT(OpenAIが開発した人工知能チャットボット)をはじめAI(人工知能)をビジネスの様々な分野に活用しようとする企業が増えています。
経理分野においても、AIを活用して業務を大幅に効率化することが期待されています。
2023年10月からスタートするインボイス制度によって経理事務が複雑になることもあり、経理業務をAIで自動化するシステムやサービスが提供されつつあります。
そこで今回は、経理分野におけるAIの活用法について、説明します。

AIは御社の仕事にどのような影響を与えそうですか?

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■AIが会計仕訳を自動化

会計ソフトには、会計仕訳を自動化するAI機能が標準で搭載
AIには学習機能があるため、似たような取引については推測して会計処理
会計システムの自動仕訳機能が進化し、会計処理は近い将来全て自動化される

■AI-OCRを使って手入力を自動化

紙の書類を画像データ化するときに利用すると便利なのがOCR(光学式文字認識)機能
このOCR機能に人工知能が付いたAI-OCRが普及し文字認識率が向上
経理社員のキーボード入力作業を今後はAI-OCRが肩代わり

■面倒なインボイス作業はAIにお任せ
インボイスに関する作業を経理社員が毎回手作業でするのは大変
インボイス制度により経理が判断する項目が増えて、判断ミスや入力ミスは確実に増える
AIがインボイスを判別処理したうえで、会計仕訳に自動変換してくれるようになる

中小企業でも高度なAI機能がリーズナブルな費用で利用できる

人間がする仕事とAI化する仕事の判断を間違えないようにしたい