経営コラム第40回「賢い社長の経理財務の見どころ・勘どころ・ツッコミどころ」配信!
第40回「経理の労働生産性」を上げる“減らす仕事”と“増やす仕事”
経理部門の業務時間の配分についてアンケートをとると、毎回、同じ結果になります。
減らしたい時間が「事務作業」、増やしたい時間は「業績管理」「予算編成」。
経理部門では日常の「事務作業」に時間がかかっている。
本来するべき「業績管理」や「予算編成」ができていない。
アンケートからは、このことがわかります。
毎月の労働時間は決まっています。限られた時間のなかで、いかに効率的に働き、成果を上げるか。
会社も社員も真剣に考えなくてはなりません。
そこで今回は、「経理部門の労働生産性を上げるために“減らす仕事”と“増やす仕事”」を3つのポイントでお伝えします。
業務時間の配分を見直しながら、経理の能力開発を促していきましょう。
御社の経理社員は、事務作業に毎月どのぐらい時間を使っていますか?
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①ペーパーレス化して「経理事務」の時間を減らす
これまでの紙ベースの仕事をペーパーレス化して、業務時間を減らす
電子帳簿保存法の改正でペーパーレス化が容易になり、中小企業もITツールやクラウドサービスを利用すべき
②経理部員は「数字を管理するスキル」を増やす
会社の業績や資金を管理する経理では、数字の中身を見て判断するスキルが必須
スキルを養成していないと、管理業務に必要な「数字を分析して判断し改善点を検討する」部分が抜け落ちてしまう
③「経理事務」の仕事を減らして「経営管理」の仕事を増やす
経理社員の業務時間の配分を見直すことは、労働生産性を向上させるために重要
会社が継続的に成長発展していくためには、社員も継続的にスキルアップさせなければならない
経理社員の時間とスキルは「付加価値を増やす仕事」に投入する
デジタル化の流れは、経理部門にとっても生産性を向上させるチャンス
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