経営コラム第9回「賢い社長の経理財務の見どころ・勘どころ・ツッコミどころ」配信!
第9回 新規投資は「最悪のケース」を想定して決める
「3年後が怖い」 最近、銀行の融資担当者からよく聞く言葉です。
新型コロナウィルス感染症への緊急経済対策として、コロナの影響で大幅に売上が減少した事業者を対象に実質無利子・無担保の融資が行われました。 原則として元金は3年据え置きなので、3年間は返済も利息の支払いもありません。 つまり、銀行員たちは融資の回収が始まる3年後になって、返済できない会社が多数発生することを今から恐れているのです。 一般的に、銀行員は3年以内に人事異動になりますから、3年後には担当する企業が替わっています。自分が担当…続きを読む