財務担当者育成講座
オンラインLIVE配信開催
資金繰り、資金計画と予算実績管理、ワンランク上のスキルにステップアップ
事業計画や部門予算から将来的に必要な資金を予測できるようにする!
実務ですぐ使える、財務面での①問題発見、②原因分析、③改善対策、④予算計画について実例で解説
2024年8月28日(水) 10:00(接続開始:9:55)~16:30
講師:税理士 児玉 尚彦
主催:税務研究会 丸の内税研アカデミー
詳細・お申し込みはこちら↓
税務研究会 丸の内税研アカデミー
セミナー概要
会社は赤字でも倒産しませんが、資金が不足すると一気に破綻します。この講座では、会社の資金を管理する財務担当者として必要な基礎知識を確認し、実務ですぐに使える財務面での①問題発見、②原因分析、③改善対策、④予算計画について、実例を示しながら解説します。
月次業務においては、Excelを使って資金繰り表を作成しながら資金繰りの改善ポイントを理解したうえで、管理会計の視点で業績改善の対策案を検討できるようにします。さらに、事業計画や部門予算を達成するために、準備すべき運転資金や設備資金を見積もるとともに、会社の財務体質を健全化する財務計画の立て方をマスターします。
<研修後の目標>
☆ 記帳や集計の過去の仕事から、財務計画をデザインする将来の仕事へ
☆ 資金繰りの基礎をマスターして資金計画に応用できるようにする
☆ 管理会計の視点で業績を分析して改善対策を検討できる人材になる
☆ 事業計画や部門予算から将来的に必要な資金を予測できるようにする
☆ PL計画だけでなく、BS計画やCF計画を立てられるようになる
<主なセミナー内容>
Ⅰ. 資金繰りと財務管理の基本
1.財務担当者がチェックすべき5つのポイント
2.資金ショートを回避するための3つの鉄則
3.業種業態別の資金繰り状況と留意事項
4.財務担当者が月次で監視すべき手元流動性と運転資金
Ⅱ. なぜ儲かっているのにお金が足りないのか
1.現預金残高推移の傾向を把握し収入支出の変動をチェック
2.キャッシュフロー計算書で資金繰りを説明
3.キャッシュインとキャッシュアウトをグラフで明瞭化
4.経営を安定させる5つのキャッシュフロー改善策
Ⅲ. 資金繰り予定表をExcelで作成し改善策を検討
1.毎月の固定費を営業支出項目に設定し余剰経費を削減
2.入金サイトと支払サイトを考慮して営業収支を予測
3.借入金の返済予定と納税予定額を財務収支で調整
4.資金繰り上の問題点を早期発見し早期対策
Ⅳ. 部門別予算実績を管理会計の視点で見直し
1.事業部門の収益構造を理解して金額と比率の推移を把握
2.損益分岐点比率の変動を分析して利益改善案を検討
3.業績変動要因(価格,数量,変動費,固定費)別の改善対策
4.物価上昇と賃上げ局面における予算修正の仕方
(演習)事業拡大時の業績予測と優先数値の判定
Ⅴ. 運転資金と設備資金を適正に見積もり財務を立て直す
1.売上利益重視の会社が資金繰り悪化に陥る原因
2.運転資金回転日数[CCC]の短縮による資金繰り改善策
3.設備投資計画の限度額と回収期間をROICで判定
4.投資金額と資金調達額を3パターンでシミュレーション
Ⅵ. 販売利益計画から財務計画への展開の仕方
1.財務担当者が知っておくべきファイナンスの基礎知識
2.販売利益計画から営業キャッシュフローを予測する
3.EBITDAで投資計画と借入計画が決まる
4.PL計画→BS計画→CF計画で財務健全化を実現