経理業務のDXを成功させるには「経理部門のデジタル化とペーパーレスによる効率改善の具体策」~2023年中にやるべき電帳法改正とインボイス制度のデジタル化対応~
2022年からの電子帳簿保存法改正にともなう電子取引や電子帳簿、2023年からのインボイス制度に関連する電子インボイスなど経理を取り巻く環境が大きく変化しています。このような中、経理部門は業務のデジタル化や事務の効率化などにより、組織・社員の生産性向上を図ることが重要な課題となります。
本セミナーでは、経理部門のDXの進め方やIT活用による経理の事務改善と合理化の進め方、ペーパーレスへの課題と対応のポイントを解説します。
2023年6月21日(水) 10:00~ 17:00 <会場+Webセミナー(ライブ配信)>
講師:児玉 尚彦
主催:SMBCコンサルティング(東京)
詳細・お申し込みはこちら↓
SMBCコンサルティング(東京)
<プログラム>
1.失敗しない経理DXの進め方
1)3段階で進める経理のデジタル化
2)経理部門のDXの取り組み状況と課題
3)電子帳簿保存法の改正でやるべき項目を整理
4)経理DXの失敗例と成功例
2.ペーパーレス化のメリットと課題
1)時間短縮、経費削減、品質向上の3大メリット
2)会計業務のインプットとアウトプットから解放
3)デジタル環境整備でテレワークの生産性向上
4)デジタル化移行期の問題点と課題
3.経理部内から始めるペーパーレス化
1)会計伝票と各種帳簿の電子保存
2)小口金庫と現金出納帳の廃止
3)インターネットバンキングからの会計仕訳連動
4)2026年の紙の手形廃止に向けて事前準備
【事例紹介】 キャッシュレス・伝票レスの改善効果
4.社内業務のペーパーレス化
1)立替経費の申請はスマホからAI-OCRで処理
2)仕入経費の申請、承認、計上、送金を自動で連動
3)売上の計上と売掛金の消し込みを画面で一括処理
4)財務状態をリアルタイムに社内で共有
【事例紹介】 社内システム間の電子データの連係
5.社外取引のペーパーレス化
1)対応必須!電子取引のデータ保存の義務化
2)証憑書類のスキャナ保存とJIIMA認証
3)書類電子化後のデータ保存・会計・決済
4)電子請求書発行と売上計上・売掛回収管理
【事例紹介】 証憑管理ストレージサービスと事務処理規程
6.2023年までにデジタル経理へ移行
1)インボイス制度で変わる経理処理と会計システム
2)電子インボイスの標準規格Peppolと全銀EDI
3)システム選定のポイントとIT導入補助金の活用
4)経理のデジタル化移行スケジュールチャート
【Q&A】 電帳法/インボイス制度のよくある質問
7.ペーパーレス後の経理の仕事
1)経理DX後の時間とコストの改善効果
2)アナログとデジタルのハイブリッド経理
3)リモート会計監査とオンライン税務調査
4)経理の仕事は事務から業績管理/財務管理へ