経理部のペーパーレス対応の準備と実務★新企画★ 経理から紙とハンコをなくして生産性を3倍以上改善する具体策

来場形式とオンラインLIVEの同時開催

企業においてペーパーレス化が進む中で、もっともペーパーレス化が遅れているのが経理部門です。古くから続く紙とハンコの商習慣から脱却できず、そのせいでテレワーク・在宅勤務もできない状況です。そこで、ペーパーレス化できない原因や問題点を整理して、社内の伝票や帳票をはじめ、取引先との契約書、請求書、注文書、領収書などの電子化、そのデータの保管方法やツールの利用方法、移行の仕方について説明します。

2021年7月21日(水) 10:00~17:00
講師:児玉 尚彦
主催:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(名古屋)

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三菱UFJリサーチ&コンサルティング

勝手な判断で誤ったペーパーレス化をしないための注意点も確認していきます。

中小企業でも導入できる具体的なペーパーレスの進め方をたくさんの実例をもとに解説していきます。

<カリキュラム>

1.経理部から紙とハンコがなくなる

1)伝票レス、ハンコレスで残業レスを実現
2)電子帳簿保存法の改正で広がる電子取引
3)ペーパーレスはテレワーク・在宅勤務の前提条件


2.ペーパーレス化のメリットとリスク

1)印刷、押印、配布、保管の作業時間削減
2)電子データ処理による業務効率の向上
3)ペーパーレス移行期の問題点と課題


3.経理部内から始めるペーパーレス化

1)会計伝票と各種帳簿の電子化
2)小口金庫と現金出納帳の廃止
3)インターネットバンキングからの会計仕訳連動
4)紙の手形を廃止して“でんさいネット”を利用
  事例紹介 伝票レスの導入事例と改善効果


4.社内業務のペーパーレス化

1)立替経費の申請はスマホから
2)仕入・経費の申請、承認、計上、送金を自動で連動
3)売上の計上と売掛金の消し込みを画面で一括処理
4)財務状態をリアルタイムに社内で共有
  事例紹介 社内システム間の電子データの連係


5.社外取引のペーパーレス化

1)電子契約書、電子請求書等の管理システム
2)電子領収書等のデータ保管上の留意点
3)電子認証とタイムスタンプによる原本保証
4)紙の書類と電子データとの共存
  事例紹介 クラウドサービスによる電子取引


6.今後2年間で新しい経理スタイルへ移行

1)2023年消費税インボイス方式で変わる経理処理
2)電子化対応の遅れで生じる経理の格差拡大
3)進化し続ける経理の自動処理のイメージ
4)経理事務のIT化、非正規化、アウトソーシング化


7.ペーパーレス後の経理の仕事

1)手作業の減少による業務品質の向上
2)情報のデジタル化による月次決算の早期化
3)紙をアウトプットしない仕事環境
4)事務作業から業績管理・財務管理へ