【経理力養成講座】<会場+オンラインLIVEセミナー>経理部門リーダーに必須の4つの力 「 効率仕事力」「計数管理力」「財務提案力」「経営貢献力」

2024年2月15日(木)   <会場+オンラインLIVEセミナー>

講師:児玉 尚彦
主催:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(大阪)

企業のDXへの取り組みが進み、経理事務の9割以上が5~10年以内にコンピュータで自動化されると言われています。そのため経理部門では、経理社員を事務作業から経営管理業務へシフトさせることが重要課題となっていて、経理社員はワンランク上の仕事をするためのスキルの養成が今後必須となりますそこで、このセミナーでは、経理部門に期待されている役割を整理しながら、経理業務の実務面において必要とされる「効率仕事力」「計数管理力」「財務提案力」「経営貢献力」の4つのスキルを身につけていきます。

経理社員がキャリアアップしながら、今後さらに活躍していくことができるようになることを目指します。

詳細・お申し込みはこちら↓
三菱UFJリサーチ&コンサルティング

<カリキュラム>

【はじめに】経理人財に必要なリスキリングとキャリア戦略
(1)「仕事ができる」経理はどんな働き方をしているのか?
(2)企業活動のPDCAを経理が4つのスキルで支援
(3)これから勝ち残る経理のためのキャリアアップ戦略

1.「効率仕事力」で経理部門の業務効率を向上させる

(1)事務作業時間を4分の1にして生産性を高める
(2)改正電子帳簿保存法の活用によるデジタル化の促進
(3)経理事務フローを分析し3つのDX改善策を実施する
(4)業務システム間のデータ連動による自動化
(5)インボイス制度で変わる経理実務と電子インボイス対応
(6)経理関係書類のクラウド管理とオンライン画面監査
  【事例】インボイスのAI-OCRスキャン活用による効率改善例

2.「計数管理力」をつけて会社の異常値をキャッチする
(1)いま重要視されている経営指標の意味と自社活用
  ・ ROE、ROIC、CCC、EBITDA、FCF
(2)月次業績管理における問題点の見つけ方
  ・ 自社の収益構造を分解して「額」と「率」で分析
(3)経理に必要な財務分析スキルと数字の見方
  ・ 財務ツリー分析、収益力分析、資金効率分析
(4)運転資金の回転でキャッシュフローを重点管理
(5)決算前の経営診断で格付けアップ
  ・ 安全性、収益性、成長性、返済能力の測定と評価
(6)企業価値を上げる最適資本構成とは
  ・ 財務評価を高めるバランスシートの構造を把握
   演習 経営分析を活用した財務の健全化対策

3.「財務提案力」の差が経理の評価を大きく変える
(1)社長に評価される財務報告の3つのポイント
  ・ 会計が苦手な経営者や幹部へはこうやって説明する
(2)財務三表を図で解説するExcelグラフの作り方
  ・ BS/PL対比グラフ、移動年計グラフ、収支推移グラフ
(3)キャッシュフローの改善課題を明瞭化する図解法
(4)経理が知っておくべき業界動向の情報収集法と使い方
(5)財務プレゼン資料の作成と社内での実践
(6)経営に役立てるための月次決算報告の改善ポイント
   事例 同業他社の経営指標と財務提案への活かし方

4.「経営貢献力」を財務計画・予算編成で発揮する
(1)事業部門との予算編成会議を仕切る
  ・ 管理会計の視点で変動費・固定費を検証
(2)販売計画から資金繰りをシミュレーション
  ・ CCC(運転資金回転日数)の改善3年計画
(3)設備投資計画を収益率と回収期間で判断
  ・ 経理のROIC予測が過剰な設備投資を抑制する

(4)経理が知っておくべきファイナンスの基礎知識
(5)売上目標からのPL計画/BS計画/CF計画への展開の仕方
(6)中期経営計画の実現を裏づける財務計画を策定
   ・ 3年後のバランスシートとキャッシュフローをデザイン

【まとめ】経理リーダーとして成長するための活動
(1)4つのスキルの効果的な磨き方
(2)自分の強みの確認と今後取り組むべき課題の総点検

 「経理スキル評価シート 」による自己採点
(3)「経理力」がアップする参考図書の紹介