リモート時代・IT時代の経理部における業務改革・ペーパーレス対応
来場形式・オンラインLIVE配信の同時開催
~2023年中にやるべき電帳法改正とインボイス制度のデジタル化対応~
2023年10月のインボイス制度の導入に合わせて電子インボイスの普及が予定されており、また電子帳簿保存法の改正で2024年から電子取引のデータ保存が義務化されます。すべての企業が待ったなしでデジタル化の対応を迫られています。
2023年5月12日(金)10:00-17:00
講師:児玉 尚彦
主催:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(名古屋)
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング
デジタル化できない原因や問題点を整理して、経理部内の伝票や帳簿、社内の申請書類、社外との請求書や領収書のデジタル化の重点課題を計画/調査/準備/移行の段階ごとに解説します。さらに、電子データの保管方法、ITツールの選び方と活用法、デジタル化後の経理業務について、具体的にわかりやすく説明します。一方で、勝手な判断で誤ったデジタル化をしないための注意点を失敗例をもとに確認していきます。中小企業でも無理なく導入できる経理DXで時間短縮と経費削減を実現し経理の生産性向上を目指します。
<受講者コメント>「経理部内、社内、社外と段階的にペーパーレスに取り組む手順がとても参考になった」「経理部門の電子化対応の必要事項、スケジュール感が改めて確認出来てよかった」「ペーパーレス・キャッシュレスにすることで時間短縮・経費削減につながることがよくわかった」「オンラインセミナーでしたが、わかりやすく、質問にもすぐ答えていただけてよかった」
<カリキュラム>
1.失敗しない経理DXの進め方
(1)3段階で進めるデジタル化
(2)経理部門のDXの取り組み状況と課題
(3)電子帳簿保存法の改正でやるべき項目を整理
(4)経理DXの失敗例と成功例
2.デジタル化のメリットと課題
(1)時間短縮、経費削減、品質向上の3大メリット
(2)会計業務のインプットとアウトプットから解放
(3)デジタル環境整備でテレワークの生産性向上
(4)デジタル化移行期の問題点と課題
3.経理部内から始めるデジタル化
(1)会計伝票と各種帳簿の電子保存
(2)小口金庫と現金出納帳の廃止
(3)インターネットバンキングからの会計仕訳連動
(4)2026年の紙の手形廃止に向けて事前準備
【事例紹介】キャッシュレス・伝票レスの改善効果
4.社内業務のデジタル化
(1)立替経費の申請はスマホからAI-OCRで処理
(2)仕入経費の申請、承認、計上、送金を自動で連動
(3)売上の計上と売掛金の消し込みを画面で一括処理
(4)財務状態をリアルタイムに社内で共有
【事例紹介】社内システム間の電子データの連係
5.社外取引のデジタル化
(1)対応必須!電子取引のデータ保存の義務化
(2)証憑書類のスキャナ保存とJIIMA認証
(3)書類電子化後のデータ保存・会計・決済
(4)電子請求書発行と売上計上・売掛回収管理
【事例紹介】証憑管理ストレージサービスと事務処理規程
6.2023年までにデジタル経理へ移行
(1)インボイス制度で変わる経理処理と会計システム
(2)電子インボイスの標準規格Peppolと全銀EDI
(3)システム選定のポイントとIT導入補助金の活用
(4)経理のデジタル化移行スケジュールチャート
【Q&A】電帳法/インボイス制度のよくある質問
7.デジタル化後の経理の仕事
(1)経理DX後の時間とコストの改善効果
(2)アナログとデジタルのハイブリッド経理
(3)リモート会計監査とオンライン税務調査
(4)経理の仕事は事務から業績管理/財務管理へ