【開催中止】経理が取り組む「働き方改革」 6つの「改革」で部門を活性化させる
経理部門の「働き方改革」は進んでいますか? 業務量が増えるのに人員は増やしてもらえず、逆に残業時間を減らせと言われる管理職。日常業務が忙しい中で効率改善や、自らのキャリア形成を示せと迫られる経理社員。このままでは経理部門の「働き方改革」は一向に進みません。
本セミナーでは、20年以上、経理の働き方の問題に取り組み、経理部門の生産性向上と、経理人材のキャリア形成を支援してきた講師が、多数の成功例と失敗例を紹介しながら、経理部門の働き方改革の推進の仕方を解説していきます。今後の経理部のあり方や経理社員の働き方の方向性をイメージしながら、具体的な改革手法、計画の立て方、継続のコツなどをマスターし、経理部と経理社員が活性化するための「働き方改革」を実現しましょう。
【開催中止】2021年2月5日(金)10:00~17:00
講師:児玉 尚彦
主催:三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京)
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング
<受講者の声>
・現状の労働時間の実態把握など、すぐに実行したいと思うものが多かった。
スキル改革、学び方改革の話も取り入れていきたい。
・実績に基づいたデータ等での説明と他社と比較して、自社がいかに改善していかなければ
ならないことが多すぎるかを知るいい機会でした。
・能率アップと能力アップの両建で「働き方改革」を実現するというテーマは興味深く参考に
なりました。あと、「難易度別に分業を考える」という考えが参考になりました。
<カリキュラム>
1.働き方改革で変わる経理の仕事
(1)経理課長を悩ます「残業」「生産性」「成果」の三重苦
(2)同一労働同一賃金による正規・非正規の職務分離
(3)変わっていく経理社員の仕事・待遇・賃金・キャリア
2.「労働時間」改革:残業しない仕事の進め方
(1)経理の作業内容と作業時間調査
・毎月の処理件数と残業時間の関係
(2)経理部の長時間労働の常態化が引き起こす問題
・「管理職になりたくない」女性・若年層の増加の理由
(3)担当業務ごとの残業時間格差の解消
・属人化業務の標準化と役割分担
【事例紹介】 月初と月末の残業を解消した経理部の実例
3.「生産性」改革:作業効率を上げる時間配分
(1)経理部の生産性を作業効率の推移で評価
・現状のやり方で今後増加する取引量をこなせるか?
(2)キャッシュレス化とペーパーレス化の導入事例と
その効果
・現金と紙がなくなると経理の仕事はこんなに楽になる
(3)アウトソーシングの活用と費用対効果
・経理社員がやるべき仕事と委託する仕事の判別
【事例紹介】経理部の在宅勤務・テレワークの現状と課題
4.「ツール活用」改革:便利な道具で効率アップ
(1)会計システムの基本機能とオプション機能
・予算管理、支払回収管理、財務分析、資金繰り管理
(2)Excelの使い方で経理のレベルがわかる
・集計表から経営分析、事業計画、プレゼン資料まで
(3)インターネットバンキングの徹底活用
・預金取引自動仕訳、買掛金送金連動、
売掛金自動消し込み
(4)使えるクラウドサービスの有効利用
・旅費経費精算、クラウド会計、請求書発行、業者支払
(5)RPAによる経理の自動化
・ロボット化できる仕事と導入効果
5.「スキル」改革:ワンランク上の人材を目指す
(1)制度会計よりも管理会計のウエイトを高くする
・「経費削減」指示ではなく「利益改善」を一緒に
考える
(2)会計だけではなくキャッシュフローを武器にする
・取引の流れとお金の流れを両面で見る
(3)会計資料をわかりやすく説明できるようになる
・経営者、管理職、一般社員の立場で考える
(4)専門分野に磨きをかけるプラスアルファのスキル
・財務分析、ファイナンス、管理会計、予算計画
演習 財務状態の問題分析と改善検討
6.「学び方」改革:毎日の積み重ねが3年後の自分を作る
(1)資格を取得するための勉強は有効か
・簿記一級よりも仕事に役立つ専門知識と実務を優先
(2)経理の仕事に活かす実践的な勉強法
・専門分野のテーマ選定と1日30分の学習時間の確保
(3)学びを習慣にする月例勉強会のすすめ
・インプットとアウトプットの両方が大切
(4)学んだ知識を1つずつ実務で試しながら身につける
・自社の財務データを使った改善案の
◎筆記具をご持参ください。
※撮影、録音はご遠慮願います。
※プログラムの詳細は変更となる場合がございますので、ご了承ください。