経営に活かす会計データの活用法

2025年10月16日(木)10:00~16:30

講師:上野 一也
主催:東京商工会議所

本講座では、管理会計の基本的な考え方をまずは押さえます。
その上で、損益分岐点の重要性、経営管理指標を活用など、管理会計の実務を演習と事例を交えて解説します。
管理会計の考え方、さらに実務への落とし込み方をマスターすることで、より経営に貢献できる会計の活かし方を学びます。

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東京商工会議所

<プログラム>

1.管理会計とは?

(1)制度会計と管理会計の違い
(2)とらえにくい「管理会計」という概念
(3)重要なのは「いかに実務へ活かすか」という視点
(4)計数管理の重要性


2.計数管理における財務諸表のとらえ方

(1)計数管理の前提となる財務諸表の構造把握
(2)損益計算書の検証方法
(3)分析視点における貸借対照表の見方
(4)キャッシュフロー計算書での目の付け所


3.損益分岐点分析(CVP分析)

(1)シミュレーションや分析を前提にするならコレ
(2)変動費と固定費に分ける意味
(3)損益分岐点売上高と安全余裕率の意味
(4)変動費型と固定費型の違い


4.CVP分析を使った予算作成シミュレーション

(1)経営計画と予算編成
(2)必要利益額の提案と損益計画の作成方法
(3)【演習】部門予算検討とシミュレーション


5.月次決算分析と経営改善への活用

(1)基本となる3つの分析手法法(比較、分解、傾向)
(2)予算未達成の要因分析
(3)【演習】利益の予算達成対策
(4)部門別損益管理と配賦の考え方


6.業績管理指標(KPI)の設定と活用

(1)経営管理指標の変化(投資家の視点)
(2)業種別の主な管理指標
(3)業績管理指標(KPI)を設定する際の注意点
(4)バランスシートの評価は金融機関の視点から


7.キャッシュフローと投資評価方法

(1)キャッシュフロー計算書の分析方法
(2)キャッシュフローの定義
(3)【演習】設備投資計画の検証
(4)ファイナンスの考え方(時間価値と割引率)



※ 最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。